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【映画】すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ【感想】

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(C)2019 日本すみっコぐらし協会映画部

面白かった!!

 ★★★☆☆

 

 

 

1.あらすじ 

すみっコ達が絵本の世界に吸い込まれて、そこで出会った「迷子のひよこ」のために絵本の物語を探検する。

 

2.感想

SNSで絶賛されてたのでよく調べもせず観に行きました。(職場の先輩に休日行く旨を話したときに本物の児童向けアニメと知り、行く前からちょいへこみました。)

 序盤中盤は、やっぱり子供向けなので「しくったかなー」と思いつつほのぼの観ていました。

 でも終盤、予想が外れ不穏になったあたりからドキドキし始めて、山場では不覚にも泣きそうになりました(耐えきった)。僕はあの手の別れのシーンには弱いです。 

 子ども向けの映画ですが、同時に大人の脳髄にパンチくらわす力のある映画でもありました。

 以上!

 

 

3.【ネタバレ含む】認識されない選択肢

 「すみっコ達が絵本の世界に残る」という選択肢はなかったの?

 終盤、ひよこが一緒に帰れないことが発覚します。しかし、すみっコ達がひよこが一緒に帰れないと知りつつ、皆あたりまえに絵本の世界から外へ帰っていきました。絵本の世界に滞在することの害は描写されてないのにも関わらずです。(すみっコ達にこそ”ノイズ”を発生させてたら良かったのかな?)

 つまり、別れのシーンで「ひよこ」を見捨てる決断が必要なのだけど、そこはかなりマイルドに抑えられているんです。そこがちょっぴりモヤモヤ。ま、流石に子ども向け映画では厳しいですよね。要らんこと言ってすみません(;^ω^)ヘヘヘ。

 ひよこが塔の足場に縋りつくシーンほんと泣けました。いい映画でした。